出会ってからの悩み「じゃ、別れる」という彼の心理

出会いは上手くいったんだけど、彼氏が喧嘩をするたびに「じゃ、別れる」と口癖のように言うという悩みを頂いたことがあります。しばらくすると何もなかったかのように仲直りするらしいのですが、毎回心に傷を負うので辞めてほしいと頼んで「次に言ったら本当に別れる」と決めたいたんだそうです。そして、あるときまた「別れる」と言われたので本当に別れるつもりで、連絡もしていなかったそうなんですが、結局数日後に「ごめん。」とやり直しを迫る連絡がきたそうです。
結局よりを戻すことになったそうですが、結婚を控えた今色々と考えることがあるようです。「じゃ、離婚しよう」なんて結婚してから言われてしまっては、たまったものではありませんからね。
そこで気になるのは、この男性の「別れよう」の意味です。おそらく男性は自分の事を彼女が必要としてくれていないんじゃないか、という不安な気持ちが常にあると思うんです。いくら二人が出会ってから長い月日が経っていたとしても、その不安はなくなることはなく、時々彼女の気持ちを引き出したくて「別れる」という切り札を切ってしまうのだと思います。

そこで、そんなことを言ってしまう男性の対処法としては、はっきり別れたくない!」と言ってあげることです。でも、それに慣れてしまうと、また「別れたくない!」と言われたくて「別れたい」と言ってしまうループに入ってしまう恐れもあるので、毎日の積み重ねのなかで「好きだよ」って言ってあげるとか、「離れたくない」というのを口にすると良いかもしれません。
男性というのは女性以上に女々しい一面も持っているので、そういう場面では繊細に扱ってあげることも必要です。それが耐えられない程の苦痛に感じてしまうようであれば、早々に別れた方がいいかもしれませんね。女性の中には「男性は結婚すれば変わってくれる」と妄想を描いている方もいますが、そんなことはありません。男性は付き合っている時がピークで、徐々に下降していく生き物です。女性の方がそれでも好きでいられるか、男性が努力をすることによって、ピーク時をキープすることは出来ることもありますが、殆どの場合はだらしなくなっていくものです。
今回の相談者の方も結婚した後にも「じゃ、離婚しよう」と言われてしまうんじゃないかという不安があり、その半面で「結婚してしまえばそんなことは言われないんじゃないか」という希望的観測もありました。もちろん正解は前者になります。今できないことを結婚後に出来るかといえば、殆ど出来ないでしょう。それは浮気なども同じで、浮気者の彼氏と結婚さえすれば浮気もしなくなる(減る)んだろう…という甘い考えを持ってしまいがちです。そんなことはありません。浮気者は一生浮気者のままなので、それも踏まえて上手に長年付き合っていけるかどうかをジャッジするべきです。
ここまで書いてきましたが、男性の心理が少し理解出来てきたのではないかと思います。しかし、ここに書いてあるのはある一定の男性の例だから…自分は大丈夫。そう考えている方こそ、陥りやすいパターンなので今ドキッとした人は一度自分やパートナーの事を見直す良い機会かもしれません。
「別れたい」という男性の心理は、「好きだと言ってほしい」という気持ちの裏返しという結論になりましたが、しかし中には本当に別れたくていっている場合もあるので、相手のでかたやパターンを熟知して結論付けた方が良いでしょう。