偶然の出会いを恋愛に結び付けるための心構え

婚活中に限らず、偶然の出会いからから意気投合して会話が盛り上がり、その後ちょくちょく連絡を取るようになって、意外な共通点が見つかると「運命の出会いかな?」なんて考えたくなるもの。
偶然の出会いからの恋愛というのは、ドラマのようで女性なら誰しもが憧れるものですよね。その為、ついつい前のめりになってしまったり、男性への思いを加速させやすいものです。男性の気持ちとしてはいくつかのパターンが考えられますが、食事に誘われていたのにもかかわらず疎遠になってしまったという事は、向こうも同じく脈なしと思ってしまっているか、あなたに誘う価値が見いだせないのかの2択になるでしょう。

ここで大人の女性を気取ってしまい、さらに関係を悪化させるというのがよくありがちな失敗です。最近の男性の傾向からすれば1度や2度食事に誘ってくる方が珍しいのであって、それがいつまでも続くものだと思ってはいけません。アプローチも男性がするものから、女性からするものへと時代は変化しつつあります。

脈なしならご飯にも誘わないというのが男性の本音でしょう。バブル期とは違いお金をホイホイ出せる男性なんて今のご時世それほどいません。それはお金持ちだからとか、貧乏だからという問題ではなく、将来いつどうなるかわからないので倹約する節約男子が増えているからなのです。

そこで、アドバイスをしたいのは「誘いは待つものではなく、自分から誘うもの」ということです。一番良い方法は「この間おごってもらったから今度はお礼に私がおごるから会えないかな?♪」と、相手のプライドに配慮しながら誘う方法です。これならば、相手の経済的な負担も抑えることができますし、自分の会いたいという気持ちもさりげなく伝えることができます。男性はプライドが高い生き物ですので「いや俺がおごるからいいよ!」と強がりを言ってくる方も少なくありませんので、その時はしっかりと「じゃー間をとって割り勘でね♪」と大人の余裕を見せておくのも大事です。

こうしたやり取りから男性はあなたに対して、ご飯を奢ってもらいたいだけではなく、会いたいと思ってくれているという事が伝わります。これが恋愛における大事な一歩になります。

少し昔の話になりますが、性的な関係を求めない迎え専用の男友達の「あっしー」や、ご飯を奢ってくれるだけの「めっしー」と呼んだりする時代もありました。その事が話題になり、ドラマや映画で取り上げられるようになってからは、男性は常に女性に対して、都合のいい男として扱われていないかどうか気になるようになりました。それが時代を超えて今に至っている為か、食事に数回行って進展がないと”脈がない”とすぐに見切りをつける男性が増えたように感じます。

女性はこの男性の心情の変化に気づけるか気づけないかによって、出会いが成就するかどうかがかわってきます。女性からアプローチする際は変に気取らず、素直に好意をアピールすることも必要です。